2016年01月12日

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室 4年卒業制作 第15回

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テーマ:「後を継ぐ者」
担当:奥井啓太

◆チャプター1
世の中には「就職」を選ぶ人と「家業を継ぐこと」を選ぶ人がいます。特に職人の家系にある人は、その問題に直面します。実際、その問題に直面したのが私の父です。
父は畳屋を経営して2代目です。何故継いだのかをインタビューしてみると、畳が売れていた・幼いころからアルバイトとして手伝っていた、と様々な要因がありましたが、その根底にあるのは、祖父を尊敬していたという感情だと思いました。
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◆チャプター2
「職人技は教えてもらうものではない。見て盗むものだ」一見厳しいようにも思えますが、その考えがあったからこそ自分から進んで技を体得していけたのだと思います。
父が祖父から経営を任されたのは震災から3年が経った頃。父は一番いい形で継承できたと語っていました。
どんどん和室の数とともに畳屋の数も減少している中、父は、横の広がりを持つ為に、同業者の2代目3代目を集めた「2世会」という組織に所属したり、い草の現地へ行き勉強するという、祖父とは違うアプローチで顧客を増やしていきました。
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◆チャプター3
減りつつある畳ですが、2020年の東京オリンピックでは畳でおもてなしを考えられていたりして、この先案外畳が求められることもありそうです。
父は、工場などではできない作業が畳職人にはできる。それがプライドでありポリシーであると語っています。体がもつ限り仕事を続けられることも、職人の良さだと言います。自分の仕事に責任感と誇りを持っているように感じました。
不本意な形で家業が倒産するのはいたたまれません。継承しないことを選んだ人は出来るだけサポートをしてあげられたらと思います。 
posted by fmyy at 17:54| Comment(0) | ポッドキャスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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