2015年10月27日

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室 4年卒業制作 第5回目

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担当:富家 妙木
タイトル:「神戸から台湾へ ペーパードームが震災の記憶をつなぐ」
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◆1.
「神戸から台湾へ ペーパードームが震災の記憶をつなぐ」というタイトルで番組をお送りします。ペーパードームの建築や台湾への移築について大きな力を発揮された垂水英司さんにお話を伺ってきました。阪神淡路大震災から10年後にペーパードームで歓迎会が行われました。台湾から招かれた台湾の新故郷文教基金会代表のリョウさんが挨拶に立たれました。突然、「ペーパードームが使われなくなったら、台湾へ移築して、日本と台湾のまちづくりと被災地コミュニティー復興の交流拠点にできないだろうか」と切り出されました。
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◆2.
ペーパードームが移築された桃米村は、以前からお年寄りが増え、元気がない村でした。 ペーパードーム周辺は今では観光地として栄え、村人の雇用機会や収益も上がり、桃米村の復興にペーパードームが役割を果たしています。ペーパードームの移築をしたいと仰ったリョウさんにもお話を伺ってきました。 リョウさんはペーパードームに震災の人々の想いや意志、温かさを感じていらっしゃいました。このような魅力をペーパードームに感じたため、ペーパードーム移築の考えが浮かんだのではないかと思います。
私も、ペーパードームはただの一つの建築物だとは思いません。震災の記憶や人々の想いがつまった、温かい、心惹かれる建築物だと感じています。
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◆3. 
2011年3月11日に起こった東日本大震災の際には、多くの支援が台湾から届けられました。そして、そこからも交流が続いていきました。
 ペーパードームがある近くの日月潭の遊覧船でチャリティーチケットをリョウさんたちが販売し、約100万円を松島に寄付しました。また、台湾から壁画隊が訪れ、石巻、大槌で現地の高校生たちと交流しながらアート活動をしました。
 このように、建物の持つ力、アートの持つ力は、記憶を繋いでいくために、言葉とはひと味違う、たいへん強力なツールだと思います。そして、ペーパードームや東北の壁画はまさに、震災の記憶を現在に繋ぐ、そんな強力なツールの1つになっているのではないでしょうか。
posted by fmyy at 14:47| Comment(0) | ポッドキャスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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