2015年10月06日

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室 4年卒業制作作品 第2回

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「障害者にとっての災害対策、社会全体で支えられること」
担当者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科4回生小柴早紀子、原千純
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トラック@
・私達は、障害者の方の目線にフォーカスをあてて、阪神淡路大震災、そして災害対策について番組を作り、災害が起こった時、全ての人が安全な生活を送るために何が必要かを考えました。
・ピータンハウスの設立者であり、車いすで生活をされている高島恵津子さんにインタビューをしました。
・ピータンハウスの設立予定日に、阪神淡路大震災が起こり、オープン断念を余儀なくされたことにより、今までボランティア活動を通して、積み上げてきたものが、数秒でペシャンコになり、心身ともに落ち込んだそうでした。
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トラックA
・高島さんは、40年前からボランティア活動をされていましたが、その集大成がピータンハウスの設立でした。
・集大成の完成が、目前にして、震災によって奪われたことにより、一度はピータンハウスへの強い想いも消えてしまいましたが、同じように被災した知的障害を持つ方々が、支援物資を配っている姿を見て、再挑戦を決心しました。
・ピータンハウス設立には、多くの人との出会いがあり、現在行われている陶芸製作の活動に繋がりました。
・高島さんが災害時、大切に思っていることは、日ごろの近所づきあいと、行政による地域住民の把握でした。
・これを聞いて、現在日本で行われている、災害時の障害者支援対策について、考えることにしました。
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トラックB
・災害時に的確な支援を届けるには、人との繋がりだけでは不十分であり、国や市町村などの行政の政策が重要になってくると考えます。
・阪神淡路大震災では、障害者の方に対する配慮が不十分であり、その結果などを受け、11年後に内閣が「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」を作り、各市区町村が要援護者を名簿で把握するようになりましたが、東日本大震災では、それを活用することができませんでした。
・さらに、障害者の在宅ケアを進めていた宮城県が、他の県に比べて障害者の死亡率が高かったことが報告されていました。
・日常生活では、在宅ケアの方が、障害者にとって有意義な生活を送ることが出来ますが、災害時は、地域全体が被災者になってしまい、さらに障害者が地域に散らばっていることもあり、救助するのに、時間や労力がかかってしまっていました。そこにジレンマを感じました。
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トラックC
・そこで、障害者の救援や災害支援には、何が必要か考え、それらに関する論文を見ると、地域での人との繋がりが災害時一番重要だと書かれていました。
・それに対して疑問を感じ、そのような精神論だけでは、災害時に的確に障害者の命を救うことはできないと思い、こういうときこそ、国や広域行政が動くべきだと考えました。
・自力で逃げることが出来ない弱いところから助けていく必要があり、災害援助にもユニバーサルな発想を導入することが必要だと思います。
・防災は、自助、共助、公助が上手く組み合わさることが必要ですが、災害時、障害者を救援する場合は、公助が果たす比率が大きくあるべきだと思い、もっと国の役割が大きいことを自覚してほしいと思います。
posted by fmyy at 16:41| Comment(0) | ポッドキャスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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